2014年10月31日金曜日

産前産後に活かすクラニオ講座を開催しました。

セラピスト、助産師、整体師、看護師、ホメオパスであるお手当て人14人(うち男性が2人)が参加して下さいました。
ベーシックセミナーやセカンド、おさらい会などでは、
解剖学や生理学などの座学よりも実技の時間を多く取ることが多いのですが、この「産前産後に活かすクラニオ講座」では座学の時間を
多く取っています。
周産期の生理学、妊娠期の身体の変化、妊婦産婦を取り巻く社会環境、分娩、産後の身体、授乳期のこと、コンサルテーションの方法などなど。
妊娠は病気ではありませんが「何が起こるかはわからない」、そして、変化が起きたら、早急な、そして的確な対応が必要です。(「妊娠中に起こる変化は急性期」と助産師浩子ちゃんは言います。)
妊婦さんにお手当をするお手当人は皆「何かが起きた」時にすぐ、対応できる知識と覚悟を持たなくてはいけないと思います。
例えば、お手当てにいらした妊婦さんが「破水」したらどうするのか?
「身体全体に浮腫が見られたら」どう対処するのか?血圧上昇が予測される場合は?などなど。
知識をしっかりと身につけて、妊産婦さんに安心で安全で心地よいお手当てをしていきたいですね。
午後からは妊娠37週の妊婦さんをゲストに迎えて、ポジショニングと実技を行ないました。
また、お昼休憩中には、リュックサックに米と大豆を詰めて「疑似妊婦体験」も。臨月のお腹で歩くこと、座ること、施術ベッドに乗ることの大変さを体感、サポートの必要性を感じてもらったりもしました。
講座の後半は、2人1組でのお手当交換。
側臥位、膝立ての仰臥位など座布団やタオルを使ってのポジショニングを考え、お手当の練習をしました。
目一杯、詰め込んだ講座となりましたが、まだまだお話ししたいことや伝えたいことがチームひよっこには沢山あります。(打合せを重ねて、削ったところ多し)
次回はまたバージョンアップする予定。
そして、現場に持ち帰って活用してくださった皆さんからのケースも
これからどんどんシェア出来たら良いな~と思います。
ご参加の皆さん、ありがとうございました。
是非是非、感想や現場で実践された結果を聞かせてくださいね。
※お昼ご飯のお味噌汁はまさみさんに作って頂きました。美味しくてほっこりしました。ありがとうございました。
◎「産前産後のお手当ておさらい会」
こちらはケーススタディと実技中心です。様々なケースへのアプローチ方法(お手当てだけでなく、アドバイスや声かけなども)
を考えたり、皆さんからの症例をシェアしていただいたりしながら
より実践に近い形でのおさらいをしていきたいと思います。
ご参加、お待ちしています~!
◎また、産後ケアの現場では赤ちゃんに接することも多くなると思います。Umiのいえで毎月開催している「ふんわりすくすく赤ちゃん講座」では赤ちゃんの身体や発達のこと、抱っこの仕方、寝かせ方、おひな巻きやスリングのことなどはお伝えしています。
是非、いらして下さい。ご参加お待ちしています。