ようこそ

ごあいさつ

和のお手当会は、頭蓋仙骨療法をもとにした「お手当て」を通じ、
相手を察する感受性、芯のある身体、心身の調和をめざす研鑽の場です。

頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)は、
1970年代にアメリカで発見、研究された手技療法で
柔らかく優しく相手に触れ、体内の様々な膜組織のこわばりや歪みをゆるめ、
脳脊髄液の流れを促すことにより、自然治癒力を高めるものです。

私たちはこの手技を、日本の暮らしと気候、身体に合わせた形でとらえ直し、
「和のお手当て」としてお伝えしています。

お手当ては場所さえあればどこででもできます。
スポーツやダンスをする人にお手当てすると、のびのびと飛べるでしょう。
歌を歌う人は、声が遠くまで響き
病いを持つ人は、苦痛が和らぎ
疲れ果てた人を、深い眠りにいざない
産後の人は、お乳が湧いてくるでしょう。
こどもにお手当てすれば、やすらぎと愛を
年老いた人には、尊厳と感謝を伝えられるでしょう。

この療法はとてもやさしいタッチです。
治療の場で、癒しの場で、お産の場で、ご家庭で
さまざまな人にこのお手当てを活用していただけるよう、
全国各地で講座を開催しています。

また「和」という一文字には、さまざまな意味や想いと共に無数の智慧が包まれています。
手当ての研鑽の中で、失われつつある私達の文化と再び出会い、
こころとからだの調和がひろがる場となれば幸いです。


                  代表   齋藤光洋