2017年1月30日月曜日

冬の身体 〜1月 身体感覚講座メモ


節目には節目を味わうことが、
身体の活性化に繋がる。
1/28は旧暦の元旦。そして2/3に節分で春がはじまります。
今日と明日は、同じ家で同じ日常かもしれないけれど、ちょっといつもと違うことをしてみる。それは節目の行事、食べ物、参拝、祝い事、掃除、創作、なんでもいいかもね。
一つ区切りをつける。
また始まる新しい自分へ。





*「はらにおさめる」という言葉がある。
納得できないこと、不愉快なこと、怒りも、とにかくここは腹に納めるってことが必要なときがある。でも、うまく納めないと、腹
それが可能な身体感を体験した。
これは書きようがない。
そして、また再現できるか?
身体で思い出したい
黒くなるし、腹が煮え繰りかえる。そうではなく「腹の底に納める」

*温方(焼き塩など熱のあるものを使っての療法)
は、長くやればいいってものではなく、やりすぎると身体はくだくだになる。
やめどきが肝心。
やめどきは腹時計。「虚冲実」で内観しながらやめどきを察する練習をした。
これは、療法だけではないなあ、
なにごとも、手放すとき、やめどきが肝心なのだ。だらだら続けては自分のためにならない。


この季節、神経系が一番ピリピリ。ヒステリーになりやすい。血圧も気も上がり鬼の顔になってきやすいんですね。
みぞおちが硬くなるといじわるにもなりやすい。
みぞおちは手のひらが繋がってる。指先は神経系に。なので、手をもみほぐすだけでも、ほっとする。マグカップにお湯を入れて指湯もいい。
即腹を伸ばしたり。
でも、冬には冬のやり方がある。
なんでもストレッチしたらいいわけじゃない。ピーンとかぎゅーっとかギュギュギューじゃなくて、じわじわ〜じわじわ
と。

*ふく直筋(お腹の縦の筋)
カケイ(首と肩の間)

が繋がるラインの延長上にツノ。
腹が立つと目が出てツノのあたりが盛り上がってくる
このラインを緩めねば。
下半身の充実。お腹を活性化。


*肩関節まわしをしながらワキの水かきを薄くなるまで抜く。
肩がよーくまわる、呼吸も深まった。


*指を消す。
腕の使い方一つで指が消える。意識は内側に向く。その手でふれると相手と一体化して染み込んでいく。
相手にどうこうすることじゃない。
すべては、私。
私のありようが鎮まり、
ただここにいる。
この腕の精妙な流れをつかんだら、指先が消えた手で、
またピアノをひいてみたい

(齋藤麻紀子)