2017年11月11日土曜日

1/25(木) 特別おさらい会「産前産後の方へのお手当て」開催します

妊婦さん、産婦さんにお手当てする時に気をつけること、
産前産後のマイナートラブルなどを理解した上で、
お手当てする心地よい姿勢、工夫などをお伝えします。
妊婦さんの側臥位の場合、何に注意すべきですか?
クッションやタオルを使った工夫、どんな姿勢が楽なのか、
逆に、妊婦さんの体調に影響を与えてしまう姿勢を理解していますか?
泣いてしまう赤ちゃんがいる場合、どう対応しますか?
産後の体はどんな感じですか?
いろいろな状況を想像しながら、お手当て練習をしていきましょう。
ベーシックの手技のおさらいはしませんが
そこからの応用なので、
ぜひ、ベーシックの手技を体に落とし込んで、ご参加くださいね。
お待ちしています。


特別おさらい会「産前産後の方へのお手当て」

【日時】2018年1月25日(木)10:00~14:00
【会場】横浜Umiのいえ
【参加費】5,000円
【講師】加田洋子 プロフィール詳細
【対象者】産前産後の方にお手当てする機会のある方
 *助産師の方には【助産に活かすお手当て講座】がおすすめですが、
  こちらも歓迎です。  
【持ち物】バスタオル、リラックスできる服装
【お昼ごはん】こちらでおかゆを用意します。
【お申込】https://coubic.com/wanooteate/294453


2017年11月10日金曜日

12/21(木) 特別おさらい会「縄ないで身体を練る」開催します

身体の細かいひだに染み込む手
おおらかに包む手
手から細い根がうっすら伸びているんじゃないかと思うような、
自然の一部のような、無意識にただそこに存在する手。

手の感覚はどうやって育てましょう。
あちこちセミナーにいって勉強するよりも
手仕事をするほうが早いかもしれません。
藁の力はすごいです。
藁をふんで編んで、お正月飾りを作り、お手当てに入ります。
ご遠方の方で参加できない方は、藁をどこかで手にいれて、素足で踏んでみてくださいね。
踏み込むだけでも下半身が充実してきます。


特別おさらい会「縄ないで身体を練る」

【日時】 2017年12月21日(木)110:30~16:30
【会場】 横浜Umiのいえ
【参加費】6,500円(税込)お正月飾りづくりとおむすびつき
【講師】 前田ゆきの
     踊り手、お手当て人 兼 農作業人。
     藁細工は、鍋敷き、草鞋、箒、正月飾りなど、
     ひとの生活に寄り添うものを作っています。
     プロフィール詳細
【お申込】https://coubic.com/wanooteate/164676



2017年9月15日金曜日

★広島にて子連れOKお手当てミニ講座を開催します★

日程:10月30日(月)13:00~15:30 定員10名

講師: 齋藤光洋(和のお手当会 齋藤整骨院院長)

会場: ゆい助産院 広島市安佐北区可部8丁目6-8
アクセスhttp://yui-j.com/%E5%9C%B0%E5%9B%B3/
    
参加料: 4,000円

お申し込み、お問合せ:ゆいの家 原田さん yuinoie@yui-j.com 09055382426

なさんのご参加をお待ちしております!!

2017年6月9日金曜日

●和の頭蓋仙骨療法セミナー受講の感想の一部を紹介いたします●

2017年5月14日沖縄ベーシック

●東洋人と西洋人の大事な所が違う事を知り驚きました。
実際にして頂いて人によってされ方が違う感じがしました。もっと良い関係性を築けるようになりたいです。自分を整える、深い呼吸を意識したいです。

●とてもいい機会をありがとうございます。とても長い時間だったのにとっても短く感じてリラックスすることがきました。娘も喘息をもっているので、胸に手をそえるだけとか実践できそうなことがあったので、実践してみたいと思いました。
自分リラックス、おちつき、息の深さ!このような貴重な体験ができて本当にうれしいです。最高な一日でした!

●以前から気になっていた”お手当て”習うことができて本当によかったです。
身体がそして心も軽くなりました。
施術する側も癒されるってイイですね。少しずついろんな方に”お手当て”して
”お手当て”してもらいます。


2017年5月27日横浜ベーシック

●感覚で感じ取りながら相手と自分の距離感や時間の取り方、力の入れ具合の大きさに気年付きがあり、あー自分の必要なことってこういうこだ」と感じました。
そして何より心地がよくて眠ってしまったり、トイレが近くなったり、自分の身体の反応もあったので、学びが多かったです。本当に奥が深さ王です。

●とてもゆったりと受ける事ができました。お手当てが本当に気持ちよくて終始リラックスしていました。身体が本来持つ力にゆだねる気持ちよさも体感させていただきました。
お手当ての入り口に触れたばかりですが奥深くてもっと知りたいと思います。
間の取り方、自分の在り方、お手当てさせていただきながら色々と気づけて行けたら嬉しいです。井上先生、丁寧に教えていただきありがとうございました。

●理屈の部分もそうでない部分もとてもよかったです。自分のメンテナンスにもなりました。本当にいのちってすごいですね。

●少人数のセミナーだったのでいろいろなことが聞きやすい環境でした。簡単な手技だけど1つ1つ奥が深いなーと感じたり。今まで施術するときにその赤ちゃん、ママを診ることは心がけていたけれどクラニオ中は今まで感じれなかった相手の呼吸や、波、身体の動きがより感じることができて新鮮でした。今まで施術するときもその不調をどうにかしたい、治してあげたいと意識しすぎる事が多いけど、その人の反応を大事にすること、結果を求めすぎない事が大事だと改めて感じました。今日学べたことを現場で生かしたいと思いました。もっともっと学びたいと思いました。
今日帰ったらだんなにやってあげようと思います。


2017年5月26日、30日2日間横浜ベーシック

●先日は、ベーシック2日間コースを受講させていただき、ありがとうございました。
一大決心して申し込みをしたものの、講習を受けるまでは、不安もたくさんありました。
しかし、加田先生のお話しが始まったとたんに、そんな迷いは吹き飛び、クラニオのお話しに夢中になりました。
医学的なお話しも勉強になりましたし、それだけでは説明出来ない、人間の体の不思議さに驚きました。
そして、お手当は、手順にドキドキしながらも、静かな心地よい時間でした。
何より、家族にしてあげたいな…という気持ちが溢れてきて、そういう気持ちになれたことに感謝しています。また、おさらい会を受講して、よりお手当を大事にしていけたらと思っています。

●加田先生の2日間の講座、本当に面白かったです。
実はパニックの氣があったりいくつかトラウマがあったりする私なので新しい事に挑戦する際は眠れなくなる位ガチガチに緊張してしまうのですが、加田先生に分かりやすく温かく教えていただけたお蔭でスタートからかなり安心して取り組む事が出来ました。
そして今回の講座で「人の体は本当に賢い」と身をもって体験出来たのが良かったです。
普段あまり出来ていない「そっと触れる」という作業を通して身体とコミュニケーションを取る事で、身体は気付きと修復をちゃんと行えてしまう。これは本当に凄い!と改めて実感しました。
ともすれば薬、手術、その他様々なお節介を焼いてしまいがちな私達ですが、1番必要な事は「寄り添って信頼して待つ」というシンプルな事なのかも知れないと感じました。
こういった関わりを通してもっと身体と仲良くなっていけたらいいなと思います。
今後ともご指導のほど、よろしくお願い致しますm(_ _)m


●解剖学に対して苦手意識があり大丈夫かなと思いながら参加したのですが、加田先生が分かりやすく、そして必要な事に絞って教えていただけたのが良かったです。
実技も丁寧に、そして初心者であるこちらにプレッシャーがかからないような言葉掛けをしていただきながらでしたので安心してしっかり学ぶ事が出来たように思います。
また、スキルもさることながら1番の収穫だと思えたのは施術する上での在り方を教えていただけた事でした。
自分の体や人に対する向き合い方等、普段疎かにしがちな意識や行動を改めて考える良い機会となりました。
ありがとうございました。

2017年2月12日日曜日

6月3・4・5日 身体感覚講座合宿 in 姫路 書写山円教寺




松田恵美子先生の身体感覚講座合宿のお知らせです。

いつもの講座での学びをさらに、夜も朝も深め合う3日間の修行です。

会場は、胸の広がりと奥行きをとらえるにふさわしい、清らかで静寂な場です。
人々が脈々と受け継いできた英知と祈り、自然との調和が残る書写山。
昔の昔、お坊さんや小坊主さんたちが、学び・暮らした中世の建物が残っています。
書写山で、ともに身体感覚を磨きあいましょう。
手当てをする上の身体と心持ちはもちろん、
人生においても、そのとき必要な何かを受け取って下山できると思います。




【身体感覚講座】では、東洋的な身体の使い方、観方を実践することで、からだと心のありようの変化を内観していきます。
相手の状況がわかるのは、自分の感受性。その感受性をどう高めたらよいのか。
気配を察する能力を高めるためには、頭を身体の一部にし、下半身が安定して身体が一つにまとまっている状況が必要です。
いわゆる上虚下実という体勢に、まずは自分を戻すこと。それは、日本で昔から大事にされてきた身体の在り様です。
人のからだは、下半身が充実するほど、上半身の余分な気張りや力が抜けてきます。
そのバランスは自然体と呼ばれ、その体勢において人は、本来持つチカラを悠々と発揮できます。講座では、自然体に戻ることを、自分でできるようになるよう目指します。
それは、安定した心持ちと、冷静な判断力、咄嗟の対応力、機敏に動ける身体につながります。



【瞑想会】では、背骨にエネルギーを通すことをめざした、インド古典派のヨーガ行法に基礎を置き、アーサナ、呼吸法などを組み入れながら、からだの自然に添って無理なく、瞑想の状態が起こるように構成していきます。 
穏やかな息と共に身体が解放されていく 心地よさ、滞りのほどけた身体の伸びやかさ、そしてどんな時でも冷静に自分を観察できる「心の眼」を養っていきます。 
それは「存在感」としての自分に戻っていく体験です。 
ひとときの、身体の内側に流れるそよ風をお楽しみください。 



【講師】松田恵美子(まつだ・えみこ)
身体感覚教育研究者
日々の動作や日本文化における型などを感覚からひもとき、日常生活に活かせる知恵や技として活用することで、自分の身体を自分で育む姿勢を指導。学校教育における教材化の研究協力にも携わる。
著書『身体感覚を磨く12ヶ月』ちくま文庫
共著『自分という自然に出会う)』講談社、『おとなの自然塾)』岩波アクティブ新書、月刊クーヨン2009年4月号増刊、『もっとゆっくり、もっとやさしくおかあさんのための自然療法』他多数。


【日程】
6月3日(土)14:00~18:00 身体感覚講座 夜の会もあり
6月4日(日)9:30~18:00 身体感覚講座 夜の会もあり
6月5日(月)11:00~15:00 瞑想会

*3・4の身体感覚講座のみ、5日の瞑想会のみの参加も可
*初日3日(土
)書写山ふもとのロープーウエイ乗り場に13:00集合 (姫路駅よりバスあり)
*3日目 6月5日 16:00発のロープウェイで下山予定
*書写山内散策、お寺内の見学、朝のお勤めに参加、和尚さんのお話しなどもあります。   
*お食事は美味しい精進料理です。



【会場のご案内】
書写山 円教寺(しょしゃざん えんぎょうじ)は、兵庫県の姫路市にあり、西の比叡山ともいわれています。
映画「ラストサムライ」で渡辺謙やトム・クルーズが撮影した場所でもあります。
http://www.shosha.or.jp/ 

所在地 〒671-2201  兵庫県姫路市書写2968  
交通アクセス (1)姫路駅からバスで25分(神姫バス 書写ロープウェイ行き 終点下車) 
書写駅からロープウェイで4分  徒歩で20分
姫路は新幹線が便利ですが、神戸空港からのアクセスも可能です


【費用】
① 26,000円+宿泊費22,000円(6食つき)合計48,000円です
② 1・2日のみの参加の方は31000円です。
③ 瞑想会のみの方は7000円です。
お申込み:https://coubic.com/wanooteate/348222
     
★お申込みの方へ、持ち物・タイムスケジュール・キャンセル料の規定などをご案内いたします。
























2017年2月8日水曜日

2/8 身体感覚講座特別編 お筆の会

年に一度のお筆の会
松田先生の身体感覚講座特別編です。 

下半身で墨すり。確実に筋肉痛になります^_^;
左手のつぼませた手で筆をもち、身体からおこる流れでかきます。
手先で書いた墨跡と、肚腰とつながる手で書いた墨跡は、奥行きも存在感も違います。
普段はやらないことだけど、
全身がまとまってできあがるものは、
なんにおいても、深みがおこることを、体験する日です。






*場作りから習う。
下敷きの新聞紙のむきでさえ、部屋全体の雰囲気を作ってしまう。並べ方一つで空間に流れがうまれる。

*誰がどこに座るか
自分の座るに相応しい位置はどこか。人数と空間を把握しながら、ゆっくりと歩き、人も自分も居心地よく、存在感が立ち、場の全体のバランスが保たれた位置取りをさぐる。

*墨すり
すずりに注ぐ水の量は目分量ではなく、自分の肚が満ちる瞬間を捉えてとめる。
墨は表裏と字の上下がある。この季節、今、自分と一体になる墨の持ち方はなにか?
身体を丸く縮ませ、仙骨を中心にした骨盤の動きで墨をする。けして手先では行わない。

*筆を持つ
右手は肩先だけが器用に動くが、左手は、身体全体との連動。
左手でつぼみの手をつくり筆を持つ。手首がしまる。一筆一筆、下半身の動作の導きで、筆がはしる。その墨跡は深く生々しい。


*集中
半紙に向き合い、思いを書く。集中して、文字の形状を忘れるほど集中し、やがて無意識の中に陥る。意識から無意識の中に沈めたビジョンは、よき時がきたら自然と浮かび上がることだろう。

身体いっぱい、一文字一文字左手で書き、残ったものは、身体の中心に頑丈な芯棒。
頭はすっきり。
そして、自分の意思を現せた喜び。

(齋藤麻紀子)

2017年2月4日土曜日

立春  2/3 身体感覚講座 メモ



冬の身体はきゅっと縮こまっています。
梅が咲く頃、頭がゆるみだし
桃が咲く頃、肩甲骨がゆるみだし
桜が咲く頃、骨盤がゆるみだす。
一度に開くわけではなくて、左右片方ずつじっくりと。
その不安定なときを超えて揃っていくと、よいお身体。
桜が咲くまでは、血圧も氣も上がらないように、身体使いは要注意。腰ではなく腹を使う。








身体を緩めるとは、湿気をおびてゆるみだす。乾いた大地が雨でぬめぬめと緩むように、人の身体も同じ。鼻水や涙やあくびで、ぬれながら頭を緩めていける。
(鼻水を止めてしまうと、頭はしまったまま。偏頭痛につながるよ)
「梅の香をきく」という言葉がある。
梅の香りはどこで感じとれるのか。香りを味わえる箇所がある。触れてみると、うん、確かに骨にくぼみがある。
そこに梅の花をかすると、よい香りがする。そして、不思議なことに、ほほ骨が上がっていく。ぷっくらと。梅の花の香りで、春の身体に変化するのだ。これはすごい。(ほほ骨がふっくら=生殖器の活性化)
洋花ではそうならない。
日本の風土と身体とは奥深いものだ。

まだまだ寒い。
神経系がピリピリのピークな季節。ツノが出てこないように指をあたためる、指ぬきをしてみる。手のひら(たなごころ)はみぞおちにつながっている。
なので、手のひらが変わるだけで、呼吸が変わるのだ。吸いやすいし吐きやすい。
そして、良い手で触れられると、触れられた人も呼吸が楽になった。しかし、かたいままの方の手で触れられると呼吸が浅い。その違いに笑ってしまうほど明確に。
料理でも道具でも作る人によって風味が変わる。
ましてや、生命体はもっと共鳴する。
触れる人と触れられる人、ここに感応がおこる。
手を仕事に使う人は、自分を整えることが本当に大切なのだ。
最後に、側腹、脇、腕、指を伸ばした。そのラインが繋がるように伸ばす。
左右を伸ばすと、真ん中に軸が立つ。
しっかり生きるとは中心軸で頑張ることではなくて、
左右がゆるんで、すーっとすこやかに伸びたとき、真ん中に太い軸ができる。
それが春の身体なのだ。
薬師如来の左右に月と太陽がたっているように。


(齋藤麻紀子)

2017年1月30日月曜日

冬の身体 〜1月 身体感覚講座メモ


節目には節目を味わうことが、
身体の活性化に繋がる。
1/28は旧暦の元旦。そして2/3に節分で春がはじまります。
今日と明日は、同じ家で同じ日常かもしれないけれど、ちょっといつもと違うことをしてみる。それは節目の行事、食べ物、参拝、祝い事、掃除、創作、なんでもいいかもね。
一つ区切りをつける。
また始まる新しい自分へ。





*「はらにおさめる」という言葉がある。
納得できないこと、不愉快なこと、怒りも、とにかくここは腹に納めるってことが必要なときがある。でも、うまく納めないと、腹
それが可能な身体感を体験した。
これは書きようがない。
そして、また再現できるか?
身体で思い出したい
黒くなるし、腹が煮え繰りかえる。そうではなく「腹の底に納める」

*温方(焼き塩など熱のあるものを使っての療法)
は、長くやればいいってものではなく、やりすぎると身体はくだくだになる。
やめどきが肝心。
やめどきは腹時計。「虚冲実」で内観しながらやめどきを察する練習をした。
これは、療法だけではないなあ、
なにごとも、手放すとき、やめどきが肝心なのだ。だらだら続けては自分のためにならない。


この季節、神経系が一番ピリピリ。ヒステリーになりやすい。血圧も気も上がり鬼の顔になってきやすいんですね。
みぞおちが硬くなるといじわるにもなりやすい。
みぞおちは手のひらが繋がってる。指先は神経系に。なので、手をもみほぐすだけでも、ほっとする。マグカップにお湯を入れて指湯もいい。
即腹を伸ばしたり。
でも、冬には冬のやり方がある。
なんでもストレッチしたらいいわけじゃない。ピーンとかぎゅーっとかギュギュギューじゃなくて、じわじわ〜じわじわ
と。

*ふく直筋(お腹の縦の筋)
カケイ(首と肩の間)

が繋がるラインの延長上にツノ。
腹が立つと目が出てツノのあたりが盛り上がってくる
このラインを緩めねば。
下半身の充実。お腹を活性化。


*肩関節まわしをしながらワキの水かきを薄くなるまで抜く。
肩がよーくまわる、呼吸も深まった。


*指を消す。
腕の使い方一つで指が消える。意識は内側に向く。その手でふれると相手と一体化して染み込んでいく。
相手にどうこうすることじゃない。
すべては、私。
私のありようが鎮まり、
ただここにいる。
この腕の精妙な流れをつかんだら、指先が消えた手で、
またピアノをひいてみたい

(齋藤麻紀子)