お手当エピソード ご高齢の方へのお手当


●ご高齢の方へのお手当  家族編


●77の父にお手当しました。流れをすぐ感じ父と一体になれたのが不思議でした。時を超えて和解した気分。(K,Kさん)

●先日85歳の認知症の母へお手当て。足だけやろうと寝ている母の足を横向きのそのままお手当てをしました。手のひらがビリビリ痛いまましばらくやって、長くやっていいのか怖かったので途中で止めました。そしたら次の日の血液検査で炎症値が300から61まで下がっていました。3泊してる間、母が寝ている時、足のお手当てしてましたが、高かった他の炎症値も下がってきて膵炎は34まで下がって、お手当てを習ってて良かったとつくづく思いました。(Uさん)
   
若い頃より膠原病を患い入退院が多かった義母。2年ほど前に心臓の手術もしています。
おしっこが出た、呼吸が楽になった、膝裏から太ももがパンパンで痛かったけど楽になったとと喜んでいました。(Yさん)

●88歳の父が長年の肺気腫のために、永眠しようとしています。血圧が下がり、身体は冷たく、何か語りかける気持ちでお手当てしました。脈がグングンしていて、冷たいはずの身体から暖かいものが沢山感じてきました。苦しいはずなのに、穏やかに過ごしてるのがお手当てしてて感じてきました。父が楽になったからわからないけど私になんとも言えない安心感が伝わりました。(S.Yさん)

●末期がんの母がとうとう寝たきりになり、病院のベッドで全身が痛い、眠れないと訴えたので、足のお手当てと肩や首あたりを触れると、からだのこわばりが軽くなり、気持ちが良いといい、30分くらいでうとうとしました。(Sさん)


●祖母のお手当て報告です。6/19 飲み込みや反応が悪くなり、主治医の先生から別れが近くなっている説明を受ける。左の手足は動かない状態。右手がやや動く。
6/20 私が病院に行き、クラニオをする。
→やや目が開き、口が動く。声はでない。頭を自分で支えることができず、傾いている。6/21 3日に1回の排便だったのが、2日続けて出る。
クラニオ中は祖母のよく目があき、声をだす。右の手足が自分の力であがるようになる。
6/22 排便が2回ある。うち、1回は宿便のような固まり。(1週間くらいほとんど何も食べていない状態で) お手当て中に右手が左腕まであがり「痒い」と言う。
「痛い」など自分の意思を声に出したり、右手でさしたりできるようになりました🌟🌟🌟
大好きな祖母が心地よく過ごせるようにという思いでクラニオをしたら、すごく嬉しい反応があったので嬉しい限りです🎵🎵🎵(岡山県 oさん)


70代の叔父。
長年リュウマチで骨がもろく、荷物を持ち上げた時に腰椎骨折。骨折は治ったものの立ち上がる時にしびれが走り、大好きな畑も釣りもできず、週1回リハビリに通院。
激痛のマッサージに歯を食いしばり耐え、リハビリが苦痛でたまらないと話す。
そこで30分程クラニオのお手当。
とにかく硬い。足も腰もこんなに硬くなるのかというほど。でも身体はピクピク小さく動きました。終わり頃呼吸も深くなり、手があたたかくて気持ちよかったよと言ってくれ、起き上がった時にはいつものしびれがない!と。体が楽だ楽だと喜んでくれました。(札幌Tさん)


●認知症、寝たきりの祖母にお手当をしました。冷えきっていた足がじんわり暖かくなり、むくみが改善。固く閉じていた指先もゆるりと解けていきました。胃も動き出し、目を開けてくれました。 


● 91歳の母に毎週2回1時間のお手当て。
母は軽い老人性ぜんそく、不整脈などで動くと息使いが荒く足にも痛みがある状況でした。最初のお手当て中、ケシの花がたくさん咲くそれは綺麗な景色を見たそうです。
手を当てると、身体のあちらこちらがぴくぴく動きました。
そして一年、何年か前の体調に戻り、咳も軽くなり、足の痛みも軽くなり、今まで手放せなかった張るカイロをこの冬は一度も使用せずにすみました。
クラ二オのお手当は母の健康維持になくてはならないものになりました。
私にとっても本当に大切な時間となっています。お手当て中に眠ってしまう母を見ていると、こんな風に私たちも育てられたのかと感慨深いものがあります。(鎌倉市 Yさん)

●母とは、いまだにお互い素直になれずに お互い限界まで悩みも話さず、感情も抑えていかんじなのですが・・・
触れると、なんだかいろんな思いがでてきて涙がでてきました。
お手当をしたのは、この1回ですが、すこし甘えられるようになったりと、変化がありました。(Iさん)



●ご高齢の方へのお手当  介護施設/治療の現場で 


●80歳代のお婆さん
脳梗塞を発症後、リハビリをやって自宅に退院したものの、布団に躓いてしまい、股関節を骨折して手術をした方。
手術から1ヶ月後に約三十分間のお手当てをさせて頂きました。
するとお手当て中に目からボロボロと涙が…
「うちは生きとってエエんかの?」
涙を流しながらお婆さんがいった言葉。
色んな思いが溜まってたんだろうな…
お手当てをしたあとは、その日はぐっすりと眠れて、体調もよくなったと笑顔。
身体が軽くなって歩くのもスムーズになったみたい。
私は病院でお年寄りにお手当てをする機会が多いのですが、病院という環境からなのか、眠りが浅くなかなか眠れない方が、お手当てをするとよく眠れるようになったり、浅い呼吸が深くなったり、慢性の痛みが軽くなったといってくれる方が居られました。
人に触れるってやっぱり凄い。(広島 理学療法士Sさん)


・口が開かず、話をしようとしても、もごもごとしてしまう、おじいちゃんにお手当をしたら、口が開くようになって、お歌を歌うようになりました。(東京 介護師Hさん)


・訪問看護ステーション先にて。
看護師さんから『寝たきりの方で、下肢の拘縮がひどく、おむつ交換を2人がかりで行っても、おむつをあてられず、2回も3回もやりなおすので、何かいい方法はないか?』と相談をうけました。
こんなときこそクラニオ!と思い、骨盤のお手当をお伝えしました。
バイタル測定中にできるお手当であることで、早速実践してもらえました。
股関節外転が難しかった方が、『ふわーっとゆるんで、一人介助でおむつ交換できた!』と報告をうけました。しかも1回でうまくおむつを当てることが出来たそうです。
『環境との手がかりを見失いがちな寝た切りの方のお手当』としてクラニオはとっても優しい手がかりになると思います。パーキンソン病の方にもクラニオでお手当したところ、発話がはっきりするようになったり、歩行がスムーズになったり、起き上がりがスムーズに行えたりと、その方の自信と希望に繋がるお手当になっているな~とも感じています。(
作業療法士、アロマセラピスト Oさん)

・70代女性、腰が痛い、左のお尻のあたりがいつも痛くて動けない、痛くて眠ることができないとの事でいらっしゃいました。一度目のお手当てではかえって痛くなったとの感想でしたが、2回目を行った直後、「あれ、痛くなくなった」とおっしゃって不思議そうに帰られました。(柔道整復師 Mさん)